2010年2月28日日曜日

大津波


本日は、太平洋側で大切な会談が大津波来襲により順延。
ところで、津波に関するニュースを見ていたら八戸の舘鼻公園に
津波を見物する人たちが映し出されていた。
この公園には昭和8年におこった昭和三陸津波の記念碑がある。
たいへんな被害を出したらしいが「地震海鳴りほら津波」の「ほら」ってのがすごい気になる。。
波の意匠もなんだか気になる。。。八戸いったら必見です。
ま、今回は大した被害もなかったようだから、よかったけど。

2010年2月27日土曜日

テコさんとノノさん

schtucco(http://www.schtucco.com/#)の秋山伸さんにデザインしてもらった
「テコさん」マークとロゴ。


青森カレイザワのテコさんには親戚がいます。
ちょっとご紹介。
新潟魚沼のノノさんです。



schtuccoの堤あやこさんが魚沼の父上とはじめた「ノノカケラ」
http://www.nnkkr.jp/

カレイザワと魚沼で、野菜の交換会がはじまりそう。

2010年2月25日木曜日

寺山修司記念館

ものすごく久しぶりに、さすがの笹目こと笹目浩之さんから連絡をいただいた。
急遽、青森空港から東京に戻ることにしてくれて寺山修司記念館の三沢からカレイザワに。
おおー笹目さん!と思ったら、九條今日子さんも一緒ではないか!
ほんとうにご無沙汰してしまいました。
山の中においでいただいてびっくりするやらうれしいやら。
山も寺山記念館も、ADSL局が遠くてネットがつながらないという話から
ネットとリアルを錯綜させた寺山プロジェクトやったらという話でもりあがる。
いや、ほんと、マジで考えてみようか。

あと、九條さんが、帰りがけ、中崎がかってにつけていったMacスクールの表示をしげしげと見て、
九條さん「英語かと思ったら、まじでとかいう日本語だったのね。」
立木「そうなんです。勝手に水戸から来たアーティストがつけちゃって。。。」
九條さん「おもしろいわね」
立木(!!!!!!)
ほめていただいた。。。

新たなプロジェクト2


なんだか最近無性に市場をつくりたい。
よくある道の駅みたいなのじゃなくて、
もっと、食べ物が美しく、おいしく見えるスペシャルなやつ。
としゃべっていたら、ものすごいタイミングであらたな話が。
現場をちょっとみにいった。

新たなプロジェクト


写真はジョーズ。そう、鮫の歯が、ぶら下がっている。
鮫を専門にあつかっている田向商店にお邪魔して
あたらしいプロジェクトについて打ち合わせ。
http://tamukaisyoten.com/

専務の田向常城さんは、レイモンド・チャンドラーの
「強くなければ生きられない、優しくなければ生きる資格がない。」を地でいっている
ハードボイルドなサメ屋。新宿鮫ならぬ、青森鮫の人なのだ。

あとで知ったが田向さん、東北大文学部のちょっと先輩。
中国哲学専攻だが、インドにはまっていたらしい。。。

KOKAIDO ART SHOW+

盛岡の岩手県公会堂と旧石井県令私邸で開催されている公会堂アートショウ。
どの作品も気合いの入っていて、とてもよい展示だった。
特に公会堂のトーマス・ホーケのサウンドインスタレーションがよかった。

あと、石井県令邸の本田健さんの木炭の森タブローが、天井のレリーフとものすごく調和していて素敵だった。

本田恵美さんも窓から見える木々と石彫作品がシンクロ。


遠野の自然の中で一緒に制作を続けるふたりが、それぞれ
県令邸の空間と同調していたのに感心した。

あと、会場で岩手県立美術館の原田光館長、宮城県美術館の西村勇晴副館長にばったり。
偶然、久しぶりの再会にしばし世間話。

2010年2月21日日曜日

北原啓司研究室

2月20日
「まち育て」をススメる弘前大学の北原啓司研究室の卒論、修論発表会。
会場は大学ではなく、弘前の街なか、
北原先生が商店街の人々とはじめた「土手住専科」という勉強会から生まれた上土手スクエアー
http://www.toohan.co.jp/square/
青森の県をはじめ、弘前、八戸などの行政や大学関係者そして
福島、秋田、岩手からも建築や都市計画などに携わる関係者がたくさん集っている。
街作りのプロたちがずらりとならぶ前で、しかも街中公開で卒論をプレゼンして学生たちは、とっても緊張していたようだが、
こんな経験はそうはできないからとても幸福な研究環境だと感じた。
宴会でも学生たちはてきぱきと動き回っている。
北原研のフィールドワークの成果をこういうところにも実感。

2010年2月19日金曜日

assistant


青森県立美術館のラブラブショー、ACACのワークショップなどで、来青して知り合ったassistantのおふたりが
展示デザインを担当した「おいしく、食べる」の科学展(日本科学未来館)を見た。
濃密、大量の情報をノマディックなデザインで
光の明るいところと暗いとこを作り、柔らかな空間温度差をつけつつ
とても手際よくさばいていて感心。
食べ物をフレッシュに見せる
色彩感覚がとても鋭敏で空間に花があった。

teco LLC青森スタジオ開設パーティ


おくればせながら、teco LLC開設パーティ。
とっても雪ふかいところなのに
八戸、十和田から八甲田越え、東京からも駆けつけてくれたたくさんの友人たち。
感謝感激。

ACACの服部浩之くんも
水戸からアーティスト中崎透くんたちを連れてきた。
彼らは、山口のMaemachi Art Center(Mac)、青森のホテル山上にパラサイトした Midori Art Center(Mac)と
オルタネイティブスペース、Macワールドを繰り広げているのだが、
お祝いということで勝手に人の事務所の入り口にMac Schoolというでっかいサインをつけてくれました(涙)
「マジ、エアポート、近い」の略でMacなんだという。。エアポートより青森空港orApple空港のほうがよかったかも。。。
ともあれ、
Macs校長に任命していただいたので、彼らにはしっかり講義していただけるものと大いに期待します。

Art Center Ongoing


吉祥寺のアートスペース。
帰りがけに少々飲みに寄ったら
ちょうど前の展示を撤収中だった。
クリーニング屋だとおもって洗濯物をもってきた客がいたようだ。
無理もない。。。
それにしても、こういうところで飲むのは心安らぎます。。

アミューズミュージアム


浅草のアミューズミュージアム。
田中忠三郎コレクションをもとにアミューズの大里さんが浅草寺のとなりに作った。
青森のネットワークが生んだプロジェクトでもある。
田中コレクションを衣装として提供した黒澤明「夢」の展示コーナーでは、
田中さんの文章から引用して「あの作品は悔いある作品なんだ」などという黒澤監督の
驚くほど率直なコメントを紹介している。
いろいろおもしろい発見があったのだが、
やはりボロの展示が圧巻。
そのパンクな美しさ。
そして
なにしろ、さわっていいのだ。
ほんとにパンクなミュージアム。
浅草というパンクの原点みたいな街につくったのも分かる気がする。

ブリティッシュカウンシル


2月16日
朝から晩まで神楽坂のブリティッシュカウンシルにこもって
英国BOPコンサルティングのアレックス・ホンフレー氏をファシリテーターに
アートNPO LINKの理事たちと作戦会議。
こうしたアクションに知恵と力を貸してくれるブリティッシュカウンシルに心から敬服。

アサヒアートフェスティバル


tecoの青森スタジオのある浪岡を飛行機から見ると
リンゴ園の真ん中に
ぽっかり小さな町が浮かんでいるように見える。

浪岡でこの秋、アサヒ・アートフェスティバル2010に参加して、
tecoが入居する元カレイザワ小学校(元カレ)と、
その周辺の山林でプロジェクトを展開する。
アート、音楽、演劇と建築、市場を組み合わせて、
日本一食料自給率の高いゆるゆるアーティスト・イン・レジデンス、
だらだらアートコミュニティが続いて行いける仕組みを作りたいと企んでいる。

その仕組みのためのアイデアのひとつが昔ながらの木のリンゴ箱。
とにかく津軽には、たくさんのリンゴ箱が存在している。
大量のリンゴ箱を組み合わせ積み上げ、魚礁のように複雑系にして居心地のよい
場所をつくり、そこにアーティストたちのユートピアをつくる。

2010年2月4日木曜日

the SOHO


the SOHO 片山正通さんデザインの話題のオフィスビル。
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_10643/

teco の東京事務所としてtecoのパートナーである松田君の立ち上げた新会社oiseauとシェアすることに。
この4月から本格オープンの前に、ちょっと下見。最上階には専用のバーやジャグジーまでついている。


写真のとおりお台場エリア、船着き場がすぐ眼下にあるので、墨田川沿岸に暮らして、船で通勤したらとても具合が良さそうな。船を使ったプロジェクトとかやってみたい。

小松和人さん


木のおもちゃ作家、小松和人さんの川口のアトリエにお邪魔した。
製品化されなかった作品が展示されていた。作家自身によるキャプションの文章がとてもおもしろい。
で、「どんぐりの道」あんまり面白くないとのコメントだが、やってみたけど、面白い!
こういうのも廃盤にしてしまう作家の底なしの好奇心に感銘。

ジブリ保育園


ちょっとジブリ保育園を見に行った。
スタジオジブリに働く人のために作られた施設。
あたりには住宅地に武蔵野の雑木林や農家の気配が残っていて
そこに、東洋と西洋を混ぜ合わせたまさに宮崎作品から抜け出してきたような建物が、ふしぎと調和してある。

ベンチが保育園の方を眺めるように置かれているのがおもしろい。

2010年2月3日水曜日

節分


日中、空港道路の電光掲示板によれば、マイナス8度。
もう気持ち的には半ば春なので、こういう時は油断していてひときは寒い。
豆まきやりたいと奈良岡がいうので、スーパーで落花生のつかみ取り。